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覚え書き

NEWSが気になり出したオタクの記録用

過去を遡るのをやめた話

漫画・アニメオタクを始めて10年目、NEWSにハマった。
今回もこれまで通り過去を遡って番組を見たりファンのブログやサイトを巡ったりしようと最初は思っていたのだけれど、探してみてその物量と、それに含まれる圧倒的な熱量に負けた。
正直なめてたと思った。
4人も6人も9人も実際の人間が集まると、こんなにも瞬間的に物事が動いて、その一瞬一瞬に色んな思いが混ざってるのか、と。

今までは、単行本を読めばほとんどそれが全てだったし、ファンの考察も原作を見ながらなら大抵は分かった。
でも、何人もの人が集まって、何かが起きたり発表されたりした時のワッと上がる熱が凄いと思った。

(怒られるかもしれないけれど)作品の中のキャラクターは、最初からそのキャラの役割やポジション、進む方向も決まってるものだと思う。
戦隊モノでレッドはリーダーだし、ブルーはレッドの右腕ポジション。第1話で敵も分かるしコンセプトもハッキリしていて、それは最後まで変わることはない。ストーリーだって敵を全部倒して世界が平和になる為に戦う。
それが実際の人になるとシナリオなんて一切無いし、担当カラーがあったってレッドが他のカラーに食われることも、ブルーがいなくなることだって最初から決まってるものじゃない。

それを強く思ったのは、アブナイ夜会で小山さんと加藤さんが話していることと、その時に流れた美恋魂の映像を観た時だった。
二人が話している方は、インタビュー記事を読んでるような、キャラクターの過去話が始まったような感覚だった。
でもその流れで映された美恋魂でNEWSの復活に涙するファンを見て、この気持ちは一生分からない、と衝撃を受けた。

漫画やアニメはまず一人で消化、楽しんでから同じファンと気持ちを共有するものだった。それはそれで、自分の中でその作品を消化する為に考えをこねくりまわして、時々周りに意見を聞くのが楽しかった。
でもコンサートはまず周りありきで、アイドルの一挙一動に喜んで歓声をあげて、大勢の人が集まって出来た感情の波の大きさたるや。

私は過去を遡る時間を、ファンが次の発表を待つ時間に待つ時間にしようと思い、遡るのをやめた。
正確に言うと過去の番組は探して見るものの、以前ほど必死に探しはしなくなったし雑誌のインタビューはほとんど探さなくなった。
番組も楽曲も繰り返し見聞きして、次はこうだなって分かってしまってマンネリに近くなった頃、次の発表は何だろう、いつ来てくれるんだろうっていう、ソワソワとワクワクをじっくりしっかり味わいたいからだ。
最近のゲスト出演や特番決定の発表で、その待ち時間のワクワクが発表された喜びに変換されるのが物凄く楽しい。
今後もし出演が減っていったとしたら、待ち時間がすごく苦しいものになるかもしれない。
今回の純白魂だって、実際に現場には行けないからDVD待ち。
(蛇足だけれど、過去の美恋魂も幸福魂も、それを待ったファンの為のように感じているので、多分見るのは純白魂視聴後になると思う)

けれども、それが喜びに変わる快感を味わいたくて仕方がない。
だからこそ、私は過去を遡るのをやめることにした。
純白魂のDVDが今から待ち遠しい。